ずばり、日本一になりたいと思っています。
何を持って日本一と言うかはいろいろあると思いますが、
私にとっての日本一は、「お客様一人ひとりにとっての日本一」です。
多くの人を雇って、生産を増やし、売上で日本一になるということではありません。
私たちのりんごを食べたお客様が
「こんなもの食べたことがない」「こんな美味しいもの、味わったことがない」
そんな風に言ってほしいと思っています。
りんごの味を左右するのは「土」
化学肥料を一切使わず、地元の堆肥や菜種粕をはじめとする有機肥料だけを使って、
自然な土づくりにこだわっています。
リンゴには甘さ、酸味、歯ざわり、果汁の多さなどで、味わいが異なり、
その魅力を少しでも伝えたいと思い、50種類を超える品種を栽培しています。
私はそれを当たり前のように思っていたのですが、
話してみると、驚かされるお客さんも多いのですね。
国の機関では50以上を扱っているところもあり、比べものになりませんが、
農家レベルで50種類を扱っているところは少ないようです。
出荷や配送の問題もあり、品種は絞られてきたのです。
私たちはいろいろな品種を栽培していることで、
時期やお客様の好みに応じて最適なりんごをおすすめしたいと考えています。
それぞれのお客様のニーズに応じて提案できる、
「りんごソムリエ」でありたいと思っています。
消費者と農家が触れ合う機会がないとよく言われます。
農家の側にも問題があったのではないかと私は思っています。
日々の作業に追われ、作ったものを出荷したら終わり、という状況でした。
それだと私たちの思いも伝わらないですよね。
作業時間が削られるかもしれませんが、技術力をあげ、作業を効率化し、
これからは、お客様の前に立ち、積極的に接していきたいと思っています。
普段農家の人と接する機会のない都会の人たちとのネットワークも大切にしていきたいね。