胚芽米 - こだわりの原点(2013/04/11)
今日はみなさんに私が胚芽米にこだわって生産、加工技術を磨いてきた理由を少しご紹介します。
私が農業をはじめたのは、親の家業を引き継ぎ40歳を過ぎたころになりますが、ある大学の教授にお会いしたことがきっかけです。
教授: 「佐藤さん、もし食を作っているのであれば、力のあるものを作りなさい!」
私: 「力のあるのも?」
教授: 「そう力のあるもの。体の中に入って力の源になるもの。食べる事は体を作る事。昔から医食同源といって、食べる事は体を癒すこと、作る事そのものなんだよ。だから力のあるものを作りなさい!」
私: 「はぁ~、なるほど...」
そんな出会いがあってから、米作りに対する姿勢、何をつくればいいのかをずっと考えてきました。人の口に入って本当に力となるものは何か? 普段食べるお米を通して何が出来るのか?
そんな試行錯誤が10年以上続きやっとたどり着いたのが胚芽米です。その歴史は紐解けば、まさに医食同源のための食材。脚気病というビタミン不足を解決するために研究されてきたお米の加工方法です。
食べる人の力となってほしい。日々の生活を胚芽米によって活力のあるものにしてほしい。そのうよに思って今年も米作りに精進して参ります。

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