これからの米作り①(2013/05/02)
初夏の候、みなさんお元気ですか?
今日は、佐藤則久が考えるこれからの「米作り」について少しお話します。
現在国内の生産流通しているおコメは年間800万t その内実際に家庭で消費されるのは100万t にも満たしません。俗にいう米あまりの状態。
少子高齢化で、人がどんどん減っていく、お年寄りが増えていく。こんな中で、今のままの米作りで大丈夫だろうか? それがシンプルですが、胚芽米の生産にたどり着いた原点です。
少しお恥ずかしい話しですが、日本の農業は今までそのほとんどが家族経営。いわゆる工業や他の産業のようなしっかりとした生産管理、品質、衛星管理はされていませんでした。
難しい事、ややしいことはJA(農協)さんに任せておけば大丈夫だ! そう思っていた農家の方が多かったのではないでしょうか?
それに疑問を持ち、これからの農業を見据えて、独身独歩で20年以上、米作りをしてきました。
それでは、これからの農業とは? 第1回目は農家の責任についてお話しします。
誰からも見られても恥ずかしくない生産管理をする。これが農家(生産者)の責任です。これからは農家一軒一軒が、その米作りに責任を持たなくてはいけないと思います。
衛生管理、生産過程の記録、農機械の整理整頓、田んぼの状況の記録、労働安全の整備、どれもあたりまえですが、それができていないのが今の農業。わたしたちは、まずこういった基本から整えていかなければならないと思っています。
なぜか?
それは、すべて食べていただく消費者の方へ透明性の高い生産をすることによって安心安全な食材を提供する!それにつきます。
私たち(農業生産者)が最終的に責任を負うのは、生産ではなく、みなさんの消費していただくことだ!そう信じて生産しております。
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