農園便り　No4 農薬について(2012/10/31)

※個人の主観と体験なのでよろしくお願いします

 

農薬。。

 

果実に野菜にお米、そして花

 

農作物には、様々な農薬をかけて育てています。ありがたいお薬です

 

殺虫剤　殺菌剤　除草剤　ホルモン剤　あとは何でしょう？

 

農薬使わなくて、数年たつので知識は薄くなってきました(笑)

 

とにかく、みかんであれば、月に最低１回　効率のことを考え三種類混ぜ、散布しています

 

それが約半年ほど。事前予防。発生する前にかける、初期の段階で抑えてします

 

誰もが栽培できて、きれいで美味しいみかんが生産されています

 

ありがたい話です

 

僕も、農業をするまでどういう農薬をかけているのか、何のためにしているのか、詳しくは解らな

 

いというか、特段興味もありませんでした。

 

農業を始めた当初もあまり気にせず、農薬散布していましたが、あまり肌には合いませんでした

 

しかし、知識を得るうち、必要なのか必要でないのか、だんだんと分かってきて、減農薬、無農薬

 

とやられている方の情報が入ってきました。

 

そして、ある時、カメムシが大量に発生している年があり、殺虫剤を散布しました

 

バタバタバタと下に落ちて、死んでゆきました。

 

確かに、カメムシは、みかんの果汁を吸う害虫です

 

発生すれば、散布して殺虫。いや、その前に初期の段階で散布すれば、少量で済みます

 

でも、この考え方、何故か嫌でした。害虫といえど虫です。命です。

 

その時は、特別、農業は好きではなかったですが、工業製品を作るようで、人の口に入るものを

 

生産している感じではありません

 

ここまでして、生産しなければならないのか？という思いに駆られました

 

農薬をかけることを否定しているわけではなく、偽善みたいですが、人として素直な思いです

 

そして、無農薬への道が始まりました