夏場における私の畑について(2011/07/03)

 

いつも暖かい応援ありがとうございます。

小松農園の小松弘延です。

 

暑くなってきましたが、

皆さまいかがお過ごしでしょうか？

 

ご連絡をさせて頂きましたが、

６月度をもって、定期便の募集、および新規の募集を一時中止しております。

 

原因は農園を取り巻く作業環境にあります。

 

高知県は年間日照時間および年間降水量が常に全国上位に入ります。

どちらも野菜を栽培するには大事な要件ですがバランスの悪さが玉に瑕で・・・。

 

長い梅雨に続いて台風シーズンとなり猛暑と豪雨が交互に襲来します。

ようやく天気が落ち着いてきたなと思えば、秋雨前線でまた雨が続きます。

 

次に雨が上がる頃には急に冷え込み始め、

それから春まで雨は少なくなり乾燥した日々が続きます。

 

ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、

高知では春物と秋物は一週間しか着る間が無いといわれるほど激しく気温が変化するのです。

 

 

夏場は非常に過酷な環境となります。

猛暑と豪雨の連続に加えて台風の襲来に戦々恐々としながら過ごすことになります。

こうした気候条件は夏場の野菜栽培にも大きな影響をもたらします。

 

残念ながら、私の農地でもこれは同様で、なかなか夏場に成功する野菜がありません。

毎年、とうもろこしや枝豆など夏場の野菜に挑戦しますが成功例は少なく、良くて自家消費できる程度の収穫量です。

 

気候の影響もありますが周辺の農家の野菜が極端に減ってしまうために、

害虫や害獣などが集まりやすくなってしまう事も成功できない理由のひとつです。

 

そういった理由もあり、今回はすでにお申し込みをいただいているお客様以外に、

新規で募集はせずに、細々とチャレンジをし、また秋以降に備えていこうと思います。

 

もちろんすでにお申込みいただいているお客様には責任もってお届いたしますので、

どうぞご安心くださいね。

 

新規で募集できない夏の期間も畑の状況や、

日々のことを随時発信していきたいと思っています。

 

どうぞそちらをご覧いただきながら、

9月中旬くらいを予定しております次回を楽しみにお待ちいただければ幸いです。

 

どうぞ引き続き、よろしくお願いいたします。

 

小松農園　小松弘延

 

６月２２日　ビニールハウス温度　にわか雨にも関わらず32度も！