最近の畑作業について②(2011/08/15)

８月も中盤に入り、さらに暑さが厳しくなってまいりました。

世間はお盆休みなどの真只中でしょうか？

いかがお過ごしですか？

小松農園の小松弘延です。

 

定期便のお客様、ご連絡が遅くなり、申し訳ございませんでした。

夏の栽培が厳しい時期、何とか収穫できるものがございましたので、

お送りが出来るように準備をしております。

どうぞよろしく御願いいたします。

 

さて、今回は最近の畑作業について、その②です。

前回は手押し車で堆肥をハウスに運びいれるところまででした。

その堆肥を今度は全体に満遍なく広げます。

 

 

　堆肥を広げ終わったら肥料を撒きます。

 

　

  肥料を撒いたら後はトラクターで全体をよく鋤き畝（うね）を立てます。

 

　柱の多いハウス内でのトラクター運用は初心者にはかなりの鬼門です。

  特に畝を立てる工程は運転技術だけでなくパズルを解くような知恵を要求されます。

　

  畝立てが終わると畝の上にビニールを被せ、ハウス全体を締め切ります。

  

  

 

  これはソーラー殺菌法と呼ばれる殺菌法で農家の間では「蒸しこみ」と呼ばれる工程です。

  読んで字のごとく太陽熱で土壌を温め殺菌するものです。

 

  写真は８月上旬のものですが、この日外気温は２８度前後と比較的過ごしやすい気温でしたがハウス内温度は入り口付近で４２度。

  水蒸気がすさまじく中に入る事が出来ませんでしたが土中や屋根近くは５０～６０度前後になります。

  スチームサウナと思えば入れないことも無いかもしれませんが・・・私は遠慮しておきます。

　このまましばらく放置です。この後、８月中旬辺りから植え付けに向けての作業が始まります。

 

　さて作業が本格化する前に、次回は「虫とともに生きる」という私の売り文句について

　お話をしたいと思います。簡単に高知の農業の歴史に触れながらお伝えしようと思います。

　

　どうぞよろしく御願いいたします。

 

　虫とともに生きる小松農園　小松弘延