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近況のお知らせ

2012/06/01

 

サポーターの皆様へ
 
こんにちは。蔵王ありが豚の高橋です。
御蔭様で4月より「いつもありが豚」の配達がスタートしています。
本日昨年6月のサポーターの皆様へ配送日選択のお願いを送ります。
 
温かいコメント、励ましのお手紙を本当にありがとうございます。
本日も委託先の加工場様や配達業者様とのやり取りを行いながら、次回の配達準備を行っておりました。
再び皆様とつながれた事の嬉しさが支えとなり、相変わらずの忙しさに追われております。
 
今後とも、皆様お一人おひとりのお手元まで、しっかりお届けができますよう、精一杯努めて参ります。 
さて、最近の近況です
 
 お知らせ1:名取農場跡で水道が使えるようになりました
 
昨年3回にわたって開催して頂いた、ボランティアツアーで瓦礫撤去の跡の畑に植えたチューリップが満開になりました。
また、ようやく春を迎え気温が上がり、瓦礫撤去も大分進んだところで、コツコツと地道に進めていた水道管の工事が完了致しました。
そのお陰で、震災後初めて農場跡に水が出るようになりました!
地震被害で水道管の状態がずっと気がかりでしたが、皆様と花達に励まされて諦めずに水道管を探り当てました。
まだまだ完全な状態ではございませんが、これで機械の洗浄や、新たに植えた花の栽培等の可能性が広がります。
お水が使用できる事が、こんなに嬉しいとは、涙が出る程感動しました。
夏に向けて、再度ヒマワリを植えましたので、こちらも無事に咲きましたらお知らせ致します。
 
 
 
お知らせ2:ありが豚について
お届けもはじまっていますので改めてありが豚について
 
健康飼育で血統からこだわってきたありが豚は、その柔らかさとジューシーで甘みのある脂身、淡いピンク色に透き通った極め細かな肉質に大きな特徴です。
また、良質な乾燥堆肥を地域農家と共に役立てる循環型の養豚を行ってきました。
現在は頭数が激減した為、輸入飼料のみを使用し、
震災前に使用していた飼料用玄米の使用を行っておりません。
また、竹炭ミネラル水を使用した飼育を特徴としておりましたが、
こちらの竹炭も震災前の貴重な在庫を使用しており6月一杯で切れる予定です。
 
現在は、地下60mから汲み上げた安全な地下深層水を使用しております。
また、母豚と子豚が親子で通常より長く一緒に過ごせるような豚の立場に立った飼育を行っております。
今後については、豚達の健康が守られ、皆様に安心して「美味しい!」と言って頂けるような、新たな付加価値をだせる工夫を模索しております。
こちらは決定次第、発表させて頂きますので、今暫くお待ち下さい。
 
また、津波で生き延びた母豚が、第2産目の子豚を11頭出産致しました。
とても元気で健康的な子豚たちで、母豚のお乳を競うように飲んでおります。
子豚たちの為にも、一層の飼育環境の整備と工夫を行ってまいります。
 
 
おしらせ3:ダイレクトコンポストの修理が始まりました
約1年がかりで点検修理依頼を進めいた、大型ダイレクトコンポストの件で、業者さんから待ちに待った返答をもらいました。
撤去をせずに残した約6mのコンポストは、再稼働が可能とのことです!
津波被害で約3mの海水を被り、モーター部分がやられていましたが、引き続き修理を行っています
欠かせないコンポスト。まだ程遠い現状ではありますが、大きな希望が見えてきました。
 
元気に生まれた豚達にも励まされる日々です。
まだまだ極少量ですが、私達が育てたこだわりの豚が、また皆様に美味しく笑顔で召し上がって頂けますように、日々の復興業務に取組みながら願っています。
今後とも応援の程、宜しくお願い致します。
 
 
蔵王ありが豚
高橋希望
 



ありが豚から復興への歩み
サポーターの皆さまへ(2011年6月6日)
バーベキュー開催決定!サポーターの皆さまへ感謝を込めて(2011年7月1日)
ありが豚バーベキューの様子(2011年7月10日)
農場は夏を迎えました(2011年7月26日)
【ありが豚】バーベキューと宮城へのボランティアツアーのお知らせ(2011年9月2日)
名取の農場の復興状況のお知らせ(2011年11月8日)
2012年を迎えて(2012年1月7日)
もうすぐ桜の季節。(2012年2月13日)
近況のお知らせ(2011年6月6日)
梅雨を迎えた農場と近況のお知らせ(2011年7月6日)

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蔵王ありが豚は、現在も竹炭飼育を利用し、美味しい豚の「血統」にとことんこだわった宮城が誇るブランド豚です。
蔵王連邦を眺めながら、米どころ宮城県ならではの仙台平野・田園風景の中ですくすく元気に育っています。
香川臼杵さんの旬野菜 中島ブランド復興プロジェクト